今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント
いつ,どのように内分泌疾患を疑うか?
いつ,どのように下垂体疾患を疑うか
井口 元三
1
,
千原 和夫
1
1神戸大学大学院医学系研究科応用分子医学講座内分泌代謝・神経・血液腫瘍内科学
pp.1281-1283
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908803
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ポイント
下垂体疾患患者の訴えは,曖昧で非特異的な内容が多い.
病名を念頭に置いて積極的に疑って問診,診察,検査を行うことが重要.
食欲,体重,尿量,便通,気温変化の感受性,月経などの問診事項に注意する.
単に高血圧,肥満,糖尿病,精神疾患と決めつける前に,内分泌疾患は必ず除外する.
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