今月の主題 下痢と便秘
下痢の一般的治療
感染性下痢に対して抗生物質はいつ必要か
井出 広幸
1
1大船中央病院消化器科
pp.1456-1458
発行日 1999年9月10日
Published Date 1999/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906172
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●たとえ細菌性であっても多くの感染性腸炎では抗生物質は必要ではない.
●必要ない抗生物質治療により,有害作用の出現,コストの増大,耐性菌の出現を招く.
●抗生物質治療を決断するときは,患者の年齢,合併症の状況,全身状態などを考慮すべきである.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.