CHEC-TIE—よい医師—患者関係づくりのために・12
医師の体調が悪くとも診療しなければならないとき
箕輪 良行
1
,
柏井 昭良
2
,
竹中 直美
3
1自治医科大学大宮医療センター総合医学第2
2自治医科大学看護短期大学
3日鋼記念病院医学情報部
pp.2456-2457
発行日 1997年12月10日
Published Date 1997/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904877
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症例 予約患者への膝関節腔注入がつらい
66歳のマルヤマさんは慢性甲状腺炎と両膝の変形性関節症とで,月に一度規則正しく来院する.いつものとおり朝一番でやって来た彼女は,微笑みかけながら診察を受けていた.
「先生,今日は顔色がよくないんじゃないですか? どこかお身体でも悪いのですか」
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