CHEC-TIE—よい医師—患者関係づくりのために・19
診察室と服装が医師—患者関係を変える
箕輪 良行
1
,
柏井 昭良
2
,
竹中 直美
3
1自治医科大学大宮医療センター総合医学第2
2自治医科大学看護短期大学
3日鋼記念病院医学情報部
pp.1300-1301
発行日 1998年7月10日
Published Date 1998/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906905
- 有料閲覧
- 文献概要
症例 高脂血症で心筋シンチを検査した女性
56歳,女性.タナカさんは高コレステロール血症があって診療所に受診していた.普段着でかかれる診療所では,待合室も顔見知りや友人が多い.M先生は丸首に半袖の白衣と白ズボンのスタイルでいつも変わりない.
食事療法と運動に努め,HMGCoA還元酵素阻害剤を服用してきた.それでもコレステロール値が高く,心電図でWPW症候群も認められた.ダブルマスター負荷心電図で息切れがみられ,偽陽性所見があったため心臓を精査することとなった.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.