CHEC-TIE—よい医師—患者関係づくりのために・11 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    末期の患者が診療への疑問や不安を表明したとき
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                箕輪 良行
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                柏井 昭良
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                竹中 直美
                                            
                                            3
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                  1自治医科大学大宮医療センター総合医学第2
                
                
                  2自治医科大学看護短期大学
                
                
                  3日鋼記念病院医学情報部
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.2262-2263
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1997年11月10日
                  Published Date 1997/11/10
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904834
                
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- 文献概要
症例 鎮痛と減黄のほかに有効な治療法がない再発胃癌例
49歳のカトウさんは進行性胃癌の切除術を受けて約1年後に,肝門部リンパ節の局所再発を起こした.軽度の背部痛を自覚し始めて,CA19-9の上昇傾向があり,CTで診断された.病気については入院・手術時の主治医から告知されていた.子供2人で4人暮らし,会社の重役という立場もあり,少しずつ身辺整理を始めていた.
次第に増強してきた背部痛にはボルタレン坐薬®が有効で,除痛して眠れた.2カ月後に黄疸が出現した.肝門部リンパ節の腫大による閉塞性障害で,入院してPTCDを行った.その後胆道内にステントを留置して内瘻化したところ,奏功してデータもすべて正常化した.退院の目処もたった.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.


