今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために
肝硬変でみられる病態とその治療の定石
肝硬変と感染症
北原 光夫
1
1東京都済生会中央病院・内科
pp.1590-1591
発行日 1992年9月10日
Published Date 1992/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901670
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ポイント
1)肝硬変の感染症は菌血症の出現と個体の防御機能の低下による.
2)細菌感染症の中で特異的なものは細菌性腹膜炎である.
3)全身状態低下による結核症の発症を忘れてはならない.
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