今月の主題 内科医のためのCT・MRI
MRI—頭部
炎症性疾患
畑 雄一
1
,
多田 信平
2
1東京労災病院・放射線科
2東京慈恵会医科大学・放射線科
pp.1056-1059
発行日 1992年6月10日
Published Date 1992/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901549
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ポイント
1)MRIはコントラスト分解能に優れ,一般に中枢神経系炎症性疾患に対し,CTより早期に病変を描出し得る.
2)MRIは骨からのアーチファクトが少なく,骨に接する部位の髄膜病変に対する感受性が高い.
3)頭蓋内炎症性疾患に対しGd-DTPAによるコントラスト増強法は必須の手法である.
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