今月の主題 胆道系疾患1992
病態に応じた胆道系疾患の診断と治療
胆石膵炎の診断と治療
杉山 恵一
1
,
中野 哲
2
1大垣市民病院・消化器科
2大垣市民病院
pp.282-284
発行日 1992年2月10日
Published Date 1992/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901375
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ポイント
1)胆石膵炎には原因疾患である胆道病変(胆石・総胆管結石)と結果としての急性膵炎という2つの病態が存在する.
2)胆石膵炎の重症度,治療方針は胆道病変・膵病変,それぞれの病態の程度により大きく異なる.
3)胆石膵炎の予後を良好なものにするためには,胆道病変と膵病変の両病態を正確に把握し,それぞれの病態に適した加療をできるだけ早く開始することが重要である.
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