今月の主題 胆道系疾患1992
病態に応じた胆道系疾患の診断と治療
肝内結石症の診断と治療
佐々木 睦男
1
,
遠藤 正章
1
,
吉原 秀一
1
,
山崎 総一郎
1
,
久保田 穣
1
,
須郷 貴和
1
,
小野 慶一
2
1弘前大学医学部・第2外科
2青森県立中央病院
pp.285-287
発行日 1992年2月10日
Published Date 1992/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901376
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近年,肝内結石症(以下,本症と略)は次第に減少する傾向にあり,またその病型についても肝内型の占める比率が上昇していることが報告されている.本症の治療成績については,成因に関する新知見や各種の截石法の発達により次第に改善しているものの,未だ再発に悩む症例に遭遇することも少なくない.そこで,これまで当教室で経験した症例について検討を加え,本症に対する診断と治療について述べてみたい.
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