今月の主題 胆道系疾患1992
病態に応じた胆道系疾患の診断と治療
急性胆嚢炎・胆管炎の内科的治療の限界とドレナージ手技,開腹手術のタイミング
島田 昇二郎
1
,
中山 和道
1
,
木下 壽文
1
1久留米大学医学部・第2外科
pp.280-281
発行日 1992年2月10日
Published Date 1992/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901374
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ポイント
1)胆嚢穿孔またはその疑いがあるものは緊急手術の適応
2)急性胆嚢炎の大部分は保存的治療により緩解するが,24〜48時間の保存的療法に反応せず,症状の急性増悪するものは手術の適応
3)急性閉塞性化膿性胆管炎は予後不良,早めのドレナージが必要である.
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