今月の主題 よくわかる内分泌疾患
内分泌疾患治療の進歩
尿崩症・SIADHの治療
長坂 昌一郎
1
,
斉藤 寿一
2
1東京都立駒込病院・内分泌科
2自治医科大学・内分泌代謝科
pp.1958-1960
発行日 1991年11月10日
Published Date 1991/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901224
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ポイント
1)中枢性尿崩症の多尿は,DDAVPによりコントロールする.その際,低Na血症の発現に注意する.
2)SIADHの低Na血症には,水制限,フロセミドー高張食塩水投与などを行う.低Na血症の急速な補正後に,橋中心髄鞘溶解をきたすことがある.
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