今月の主題 消化器薬の使い方—その効果と限界
消化器症状の対症療法
対症療法の適応と限界
菅田 文夫
1
1昭和大学藤が丘病院・内科
pp.568-569
発行日 1991年4月10日
Published Date 1991/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900783
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ポイント
1)対症療法薬の使用については,薬理作用,代謝動態などを知り,効果,有害反応などに注意し,使用はなるべく短期間にとどめるべきである.
2)回復の見込みのない末期患者に対しては,有害反応をなるべく抑える対策をたてながら,対症療法は積極的に行うことをすすめたい.
3)投薬中は患者の全身状態を把握し,効果,有害反応の動向に目をそらしてはならない.
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