特集 症例から考える難治性びまん性肺疾患—病態と最新治療戦略
Ⅱ.特発性間質性肺炎
1)特発性肺線維症
③肺癌合併
化学療法の適応と限界
髙橋 由以
1
,
岸 一馬
1
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院呼吸器センター内科
pp.286-292
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200141
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Point
・間質性肺炎合併肺癌に対する化学療法の適応は治療効果と急性増悪のリスクを総合的に判断する必要がある.
・一次化学療法として,非小細胞肺癌ではカルボプラチンとパクリタキセル療法が,小細胞肺癌ではプラチナ製剤とエトポシド療法が行われることが多い.
・二次化学療法に関しては定まったレジメンはない.
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