今月の主題 抗生物質の使い方
抗生物質の特徴と使い方
抗ウイルス剤の使い方
西條 政幸
1
,
藤田 晃三
1
1旭川医科大学・小児科
pp.1166-1168
発行日 1990年7月10日
Published Date 1990/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402900291
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1977年,GB Elionら(Proc Natl Acad Sci,USA,74:5716,1977)が画期的な抗ヘルペス剤であるAcyclovir(ゾビラックス®)を発見して以来,抗ウイルス剤の開発はめざましく,その後も多くの抗ウイルス剤が開発され,臨床応用されている.
一方,一次性,二次性免疫不全患者が増加していることもあり,抗ウイルス剤によるウイルス性疾患,とくにヘルペス属ウイルス感染症の治療の必要性が増している.最近の抗ウイルス剤の研究成果を踏まえ,抗ウイルス剤の種類と疾患別使用法をまとめた表1,2)に従い解説を加えたい.
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