特集 一般医家のための—DOAC時代の心房細動診療
心房細動の薬物治療と管理
DOAC使用中の出血はどうする?
矢坂 正弘
1
,
橋口 良也
1
,
風川 清
2
1福岡脳神経外科病院脳血管内科
2福岡脳神経外科病院脳神経外科
キーワード:
直接作用型経口抗凝固薬
,
DOAC
,
出血
,
中和薬
,
イダルシズマブ
,
プリズバインド®
,
アンデキサネットアルファ
,
オンデキサ®
Keyword:
直接作用型経口抗凝固薬
,
DOAC
,
出血
,
中和薬
,
イダルシズマブ
,
プリズバインド®
,
アンデキサネットアルファ
,
オンデキサ®
pp.2300-2303
発行日 2023年12月10日
Published Date 2023/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229333
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Point
◎直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)療法中の中等度〜重度の出血では一般的な止血処置に加えて,DOACの休薬と中和薬の投与を行う.
◎軽度の出血であっても重要臓器(脳や網膜など)の出血ではDOACの休薬と中和薬の投与を考慮する.
◎トロンビン阻害薬のダビガトラン(プラザキサ®)の中和はイダルシズマブ(プリズバインド®)で行う.
◎Ⅹa阻害薬のリバーロキサバン(イグザレルト®),アピキサバン(エリキュース®),エドキサバン(リクシアナ®)の中和はアンデキサネットアルファ(オンデキサ®)で行う.
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