特集 一般医家のための—DOAC時代の心房細動診療
心房細動の薬物治療と管理
4つのDOACをどう使い分ける?
鈴木 信也
1
1心臓血管研究所
キーワード:
心房細動
,
直接作用型経口抗凝固薬
,
DOAC
,
クレアチニンクリアランス
,
CCr
,
投与回数
Keyword:
心房細動
,
直接作用型経口抗凝固薬
,
DOAC
,
クレアチニンクリアランス
,
CCr
,
投与回数
pp.2268-2273
発行日 2023年12月10日
Published Date 2023/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402229326
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)は4種類が使用可能で,それぞれに特徴的な薬物プロファイルがある.
◎DOACの使い分けは,主に腎機能(クレアチニン・クリアランス:CCr)と投与回数(1日1回か2回か)に注目するとよい.
◎腎機能(CCr)は,80 mL/分以上,50〜79 mL/分,30〜49 mL/分,30 mL/分未満にゾーン分けして,適したDOACを選ぶ.
◎投与回数(1日1回か2回か)の判断は,アドヒアランスを考慮して判断する.
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.