特集 外来で出会うアレルギー疾患—Total Allergist入門
アレルギー疾患診療において必要な知識
アレルゲンコンポーネントを用いた臨床診断
福冨 友馬
1
1国立病院機構相模原病院臨床研究センター診断・治療薬開発研究室
キーワード:
アレルゲンコンポーネント
,
アレルゲンコンポーネント解析
,
CRD
,
特異的コンポーネント
,
交差反応性コンポーネント
,
IgE抗体
Keyword:
アレルゲンコンポーネント
,
アレルゲンコンポーネント解析
,
CRD
,
特異的コンポーネント
,
交差反応性コンポーネント
,
IgE抗体
pp.246-250
発行日 2021年2月10日
Published Date 2021/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227423
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Point
◎アレルゲンコンポーネントとは,アレルゲンエキス(粗抽出抗原)中の,抗原性を有する個々の蛋白質のことを指す.
◎アレルゲンコンポーネント解析では,個々のアレルゲンコンポーネントへのIgE抗体価を測定し,より正確なアレルギー診断が可能になる.
◎コンポーネントの抗原性の種特異性,粗抽出抗原中の含有量などが,そのコンポーネントへのIgE抗体価の診断能力に大きく関わる.
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