特集 プライマリ・ケアにおける神経症候へのアプローチ
各論(疾患編)
筋萎縮性側索硬化症(ALS)を疑う神経症候とその特徴—筋力低下,体のぴくつき
和泉 唯信
1
,
福島 功二
1
,
沖 良祐
1
1徳島大学大学院臨床神経科学(脳神経内科)
キーワード:
筋萎縮性側索硬化症
,
ALS
,
筋力低下
,
体のぴくつき
,
線維束性収縮
,
筋萎縮
Keyword:
筋萎縮性側索硬化症
,
ALS
,
筋力低下
,
体のぴくつき
,
線維束性収縮
,
筋萎縮
pp.2354-2357
発行日 2020年12月10日
Published Date 2020/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227359
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎筋力低下,筋萎縮,線維束性収縮(体のぴくつき)は筋萎縮性側索硬化症を疑うきっかけになる.
◎それに加えて体重減少,球麻痺,呼吸筋麻痺を認める場合はより積極的に疑う.
◎画像検査で頸椎症などの脊椎・脊髄疾患が疑われたとしても筋萎縮性側索硬化症の合併は否定できない.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.