特集 膠原病・自己免疫疾患を「見える化」する
臨床から見える化する
【強皮症】
強皮症を見える化する
安岡 秀剛
1
1藤田医科大学医学部リウマチ・膠原病内科学
キーワード:
全身性硬化症
,
強皮症
,
線維化
,
分類基準
,
活動性指標
,
新規治療
Keyword:
全身性硬化症
,
強皮症
,
線維化
,
分類基準
,
活動性指標
,
新規治療
pp.2091-2095
発行日 2020年11月10日
Published Date 2020/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227295
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Point
◎強皮症は多彩な臓器病変をきたす全身性の線維化疾患で,現在も良い治療法がなく,重要臓器病変は生命予後を規定する.
◎生命予後の改善のためには早期発見・治療のアプローチが重要である.
◎分類基準が改訂され,感度・特異度とも上昇し,早期発見・診断への貢献が期待される.
◎新たな全般的疾患活動性指標は薬剤開発に貢献することが期待される.
◎抗線維化薬の登場は治療アプローチの変化をもたらし,新たな薬剤開発の契機となるかもしれない.
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