特集 膠原病・自己免疫疾患を「見える化」する
臨床から見える化する
【強皮症】
強皮症の疾患活動性,皮膚硬化を見える化する
白井 悠一郎
1
1日本医科大学大学院医学研究科アレルギー膠原病内科学分野
キーワード:
強皮症
,
mRSS
,
重症度分類
,
ACR CRISS
,
EUSTAR Activity Index
Keyword:
強皮症
,
mRSS
,
重症度分類
,
ACR CRISS
,
EUSTAR Activity Index
pp.2096-2100
発行日 2020年11月10日
Published Date 2020/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227296
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Point
◎スキンスコア(mRSS)は強皮症(SSc)の日常診療や臨床試験で広く使用されている.
◎SScの臨床試験では,主要評価項目であるmRSSは治療群・対照群間の差を検出しづらい.
◎重症度分類は,個別に評価した臓器病変の状態を一見して把握するのに有用である.
◎SScの臨床試験における治療反応性の指標として,ACR CRISSが使用されている.
◎疾患活動性の指標として,EUSTAR Activity Indexが作成された.
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