特集 クリティカル・ケアを極める—一歩進んだ総合内科医を目指して
内科クリティカル・ケア 知っておくべき知識・技術をまとめる─重症にはこれを武器に立ち向かう
輸液・血液製剤・輸血の管理と合併症対応
塩田 修玄
1
,
重光 秀信
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院集中治療部
pp.1632-1636
発行日 2018年9月10日
Published Date 2018/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225814
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Point
◎重症患者の輸液管理は,体液動態の4つのフェーズを踏まえ慎重に行う.
◎輸液反応性を指標とした適切な輸液量を判断する.
◎クリティカル・ケアで用いられる輸液は,リンゲル液(バランス電解質液)が主流となってきている.
◎クリティカル・ケアでのアルブミン製剤・輸血の使用は,個々の患者の状態により限定的に使用すべきである.
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