今月の臨床 産科救急―意識障害と危機的出血の初期対応
産科危機的出血への対応
緊急輸血・血液製剤投与
松永 茂剛
1
1埼玉医科大学総合医療センター産婦人科
pp.488-494
発行日 2023年5月10日
Published Date 2023/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210984
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●大量輸血の予測因子として最も優れたパラメータはフィブリノゲン値である.
●フィブリノゲン測定については,POCTを用いて迅速に測定できるようになってきている.
●フィブリノゲン製剤の保険適用により速やかなフィブリノゲン補充が可能となってきており,patient blood managementに基づいた輸血療法が実施可能となりつつある.
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