連載 見て,読んで,実践! 神経ビジュアル診察・1【新連載】
こすり方にもコツがある!! Babinski徴候
難波 雄亮
1,2
1安房地域医療センター総合診療科
2沖縄県立中部病院総合内科
pp.753-755
発行日 2018年5月10日
Published Date 2018/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225602
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「Babinski徴候」─皆さん,この徴候の診かた,実はとても奥が深いんです.
体が動かしにくい時,どの部分が障害を受けているか考える必要があります.そう,錘体路,末梢神経,筋,神経筋接合部,どこに病変があるのかと…….錘体路障害は,前頭葉の運動野から脊髄前角細胞までのどこが障害されても麻痺をきたします.その錘体路障害をしっかり判断する方法として,「Babinski徴候」があります.誘発の方法にはコツがあります.症例に沿って,Babinski徴候について一緒に学んでいきましょう!
*本論文中、関連する動画を見ることができます。
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