今月の主題 高脂血症と動脈硬化
高脂血症と動脈硬化の基礎
脂質代謝と血小板,凝固線溶系
横内 正利
1
1浴風会病院・内科
pp.384-386
発行日 1989年3月10日
Published Date 1989/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222347
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脂質代謝異常,特に高コレステロール血症(高LDL血症)は動脈硬化(粥状硬化)の危険因子として重要であるばかりでなく,直接全身的な凝固亢進状態を作り出している可能性がある1,2).そこで脂質代謝異常の血小板や凝固線溶系への影響についての最近の動きについて概説する.
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