今月の主題 輸液・栄養療法
各種病態における輸液のあり方
腎不全と輸液
二瓶 宏
1
,
大図 弘之
1
1東京女子医科大学・第4内科
pp.2840-2841
発行日 1988年12月10日
Published Date 1988/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222245
- 有料閲覧
- 文献概要
近代医学がもたらした治療技術の進歩の中でも,輸液療法は抗生物質の開発に比肩しうるものの一つである.その歴史は1930年代に遡りうるものの,評価が定まり汎用されるに至ったのはごく最近である.まして,体液の恒常維持に関わる腎臓が,その機能を十分に発揮できない腎不全状態での輸液療法には,それなりの配慮が必要である.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.