増刊号 診断基準とその使い方
IX.腎・尿路
31.妊娠中毒症
木田 寛
1
,
竹田 慎一
2
,
横山 仁
2
1国立金沢病院・内科
2金沢大学医学部・第1内科
pp.2184
発行日 1988年9月30日
Published Date 1988/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222050
- 有料閲覧
- 文献概要
■概念と疫学
妊娠中毒症は,腎疾患,高血圧などの基礎疾患あるいは既往がなく,妊娠によりはじめて高血圧,蛋白尿,浮腫が出現するに至った病態を総括したものであり(表1),妊娠の5〜10%にみられる.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.