増刊号 診断基準とその使い方
IX.腎・尿路
30.腎静脈血栓症
高橋 進
1
1日本大学医学部・第2内科
pp.2182-2183
発行日 1988年9月30日
Published Date 1988/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402222049
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■診断基準(表1)
腎静脈血栓症(Renal Vein Thrombosis;RVT)の診断上の要点は,第1にRVTに関する正確な知識があって,初めて疑診が可能となり,次に確定診断は,腎静脈内のclottを証明することである.RVTを疑い,次のステップとして,腎盂撮影,CT,超音波などの画像診断が不可欠となる.
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