今月の主題 消化性潰瘍とその周辺
トピックス
Campylobacter pylori
井上 宏之
1
,
三上 淳
1
,
堀 信治
1
,
福田 能啓
1
,
田村 和民
1
,
下山 孝
1兵庫医科大学・第4内科
pp.502-504
発行日 1988年3月10日
Published Date 1988/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221595
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ヒスタミンH2受容体拮抗剤(以下H2ブロッカーと略す)が出現して以来,胃・十二指腸潰瘍の治療は著しく変貌した.
消化性潰瘍の成因についてはSun & Shayのバランス説が広く引用されてきたが,H2ブロッカーに抵抗する潰瘍の存在が知られてから,防御因子と攻撃因子のほかに第三の因子が想定されるようになってきた.
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