救急 図解・救命救急治療
止血と出血性ショック
渡辺 千冬
1
,
山本 保博
1
1日本医科大学・救命救急センター
pp.738-741
発行日 1987年4月10日
Published Date 1987/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220918
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止血
外傷による出血に限定する.
いうまでもないことであるが,重度外傷に対しては,短時間にかつ系統的に全身のチェックを行うことが必要であり,派手な外出血のみに気をとられてはならない.出血は常に明らかとは限らず,腹腔,後腹膜,胸腔などの出血の有無を推定すべきである.
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