年間テーマ--診断から治療へ 出血
出血性ショック
伊藤 祐輔
1
Yusuke Ito
1
1新潟大学医学部麻酔学教室
pp.39-43
発行日 1975年1月10日
Published Date 1975/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205124
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Shockに関してはすでに国の内外で秀れた解説書1〜6)がいくつか出版されているので,詳しくはそれらをひもといていただくとして,この度は出血性shockをいかに考え,いかに治療するかを実戦的に記述していきたいと思う(表1)。
産科における出血性shockの重症型は常位胎盤早期剥離などにみられる消費性凝固障害に伴う出血性素因の発現によるがこの点の詳細は真木先生から述べていただけると思うので重複は避ける。
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