特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅱ.救急患者の薬物療法
出血性ショック
石山 賢
1
1東京大学医学部第1外科
pp.726-727
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209355
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Hypovolemic shockの原因としては,各種出血(外傷,消化管出血など)と急性脱水(熱傷,その他)があるが,急性脱水については別項に譲り,主として出血性ショックについて述べる.出血性ショックでは,止血操作が最も肝腎で,これに成功しないと薬物療法の意味が全くない.酸素投与も必須であり,時には人工呼吸器による呼吸管理が必要となる.
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