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特集 術後急変!—予知・早期発見のベストプラクティス
各論1:各種ショックが起こってしまったときの初療
出血性ショック
Hemorrhagic shock
小谷 穣治
1
Joji KOTANI
1
1神戸大学医学部附属病院救命救急センター
キーワード:
damage control resuscitation
,
permissive hypotension
,
restrictive fluid administration
,
massive transfusion protocol
,
ABO異型適合血
,
shock index
Keyword:
damage control resuscitation
,
permissive hypotension
,
restrictive fluid administration
,
massive transfusion protocol
,
ABO異型適合血
,
shock index
pp.795-800
発行日 2023年7月20日
Published Date 2023/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214175
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【ポイント】
◆ショックの病態を理解しておく.非可逆性ショックに陥る前に止血することが最大目標である.
◆大量出血がいつ発生しても速やかに対応できる手術室,輸血部,検査室および血液を供給する血液センターとの連携システムの構築,物品,マンパワーを供給できるシステムを日頃から準備しておく.
◆院内ルールを作成し,シミュレーションを定期的に実施する.
◆外科医は手術の完遂ではなく,致死的三徴候を避けるためのdamage control surgeryの適応を考える.
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