臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
V.消化管・腹膜疾患
再燃再発を防ぐための維持療法—いつまで服薬すべきか
107.潰瘍性大腸炎,クローン病,腸ベーチェット病
長廻 紘
1
Kou Nagasako
1
1東京女子医科大学・消化器病センター
pp.2318-2320
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218648
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潰瘍性大腸炎(UC)
症例
28歳,男性.25歳の時第1回の発作.全結腸型UC.近医にてスルファサラジンの内服治療を受け寛解.その後順調に経過していたが,28歳のとき第2回の発作.主訴は下痢,血便,発熱.全結腸型の活動性炎症.入院して治療をはじめる.
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