特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅳ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法
5.消化器系
クローン病,潰瘍性大腸炎
倉本 秋
1
,
伊原 治
1
,
大原 毅
1
1東京大学医学部第3外科
pp.818-819
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209397
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- 文献概要
□基本事項
ストレスなどによる潰瘍性大腸炎の発病・再燃はよく知られているところであり,クローン病の治療にも精神的・身体的安静が第一である.したがつて,併存疾患としてクローン病,潰瘍性大腸炎をもつ症例では,不安や緊張の除去のため,医師・患者の信頼関係の上にたった指導と助言が肝要である.
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