臨時増刊特集 問題となるケースの治療のポイント
V.消化管・腹膜疾患
内科的治療の限界と手術のタイミング
97.消化管出血—輸血と手術のタイミング
青木 照明
1
Teruaki Aoki
1
1東京慈恵会医科大学・第2外科
pp.2296-2297
発行日 1983年12月1日
Published Date 1983/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218638
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消化管出血(吐血hematomesis・下血melenaor hematochesia)は外科的緊急性を持つ可能性のある病態であり,診断の初期より,内科医・内視鏡医・外科医の緊密な連携のもとに取り扱われることが望ましい.以下に症例を提示し,輸血・手術のタイミングについてのべる.
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