グラフ ポジトロンCT
精神・神経疾患への応用
宍戸 文男
1
,
舘野 之男
1
,
山崎 統四郎
1
Fumio Shishido
1
,
Yukio Tateno
1
,
Tohshiroh Yamasaki
1
1放射線医学総合研究所・臨床研究部
pp.636-639
発行日 1983年4月10日
Published Date 1983/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218237
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精神・神経疾患に対する診断法が少ないため,ポジトロンCT法に期待がもたれ,一部の施設で検討が行われている.UCLAのグループはハンチントン舞踏病1),てんかん2)についての検討を行い,ポジトロンCT法の有用性を示している.また,精神分裂病についてブルックヘブン国立研究所3),米国国立衛生研究所4),カロリンスカ研究所5)で研究が進められている.さらに,痴呆についてもハマースミス病院6)からの報告がある.
筆者らも検討を始めており,まだ十分な検討を加えた段階ではないが,その一部の症例を紹介したい.
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