グラフ ポジトロンCT
脳血管障害への応用(1)
宍戸 文男
1
,
舘野 之男
1
,
山崎 統四郎
1
Fumio Shishido
1
,
Yuki Tateno
1
,
Tohshiroh Yamasaki
1
1放射線医学総合研究所・臨床研究部
pp.282-284
発行日 1983年2月10日
Published Date 1983/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218156
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脳血管障害の病態を正確に把握するには,局所血流のみではなく,局所の代謝を同時に測定することが必要である.したがって,局所代謝と血流の同時計測の可能なポジトロンCT法は,脳梗塞に対する診断法として重要かつ可能性の大きい診断法であるといえる.
筆者らは虚血性脳血管障害例においていくつかの代謝と灌流との解離現象を見出している1,2).
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