診断基準とその使い方
von Willebrand病
風間 睦美
1
1帝京大第1内科
pp.270-273
発行日 1976年2月10日
Published Date 1976/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206438
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von Willebrandによって発見されたフィンランドÅland島の住民のvon Willebrand病(v. W. 病)は,止血障害の複雑さの故に凝固学者の間でその疾患の本態について長い間論争が続けられて来た.稀な先天性出血素因であるのに本疾患が最近一層注目されるようになったのは,本疾患と血友病との関連から凝固第VIII因子の本態が浮彫にされつつあるからである.
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