今月の主題 止血機構とその異常
出血性疾患の臨床;病態とその診断
von Willebrand病
吉岡 章
1
1奈良県立医科大学・小児科
pp.224-226
発行日 1986年2月10日
Published Date 1986/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220211
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von Willebrand病(vWD)は遺伝性,出血症状などの臨床的観点のみならず,本症で欠陥のある血漿第VIII因子/von Willebrand因子(F. VIII/vWF)に関する凝血学的,生化学的,免疫学的観点からも著しく多様性に富む疾患であることが判明し,その病態も次第に明らかになりつつある1).
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