今月の表紙
内科教授シェンラインのこと
小川 鼎三
1
1順大医史学
pp.1281
発行日 1971年7月10日
Published Date 1971/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203781
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19世紀の半ばにドイツ医学が世界に冠たる隆盛を示すが,その基礎をすえた功労者としてヨハンネス・ミユラー Johannes Müller(1801-1858)とシェンラインJohann Lukas Schönlein(1793-1864)の両人があげられる.ともにベルリン大学の教授であり,多数のすぐれた弟子たちを育てあげた.前者は生理学,解剖学において傑出した大学者として有名だが,後者は著述がごく少ないためか,わりあい知られていない.
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