特集 内科診療にガイドラインを生かす
循環器疾患
抗凝固・抗血小板療法―心房細動症例への実践
矢坂 正弘
1
1国立病院機構九州医療センター脳血管センター脳血管内科
pp.55-59
発行日 2013年11月1日
Published Date 2013/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107079
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抗凝固療法と抗血小板療法はさまざまな循環器疾患や虚血性脳血管障害の予防に広く用いられている.本稿では高齢化社会のなかで急増し,脳梗塞予防対策としての抗血栓療法の重要性が強調されている非弁膜症性心房細動を取り上げ,抗凝固療法や抗血小板療法の適応や用量に関して日本と海外のガイドラインを比較し,日常臨床への実際的な適応を解説する.
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