特集 これからの心不全診療への最新アプローチ—予防からチーム医療・先進医療まで
治療—不整脈合併心不全
心房細動と抗凝固療法
八木 直治
1
,
山下 武志
1
1心臓血管研究所付属病院循環器内科
pp.2220-2223
発行日 2018年12月10日
Published Date 2018/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225947
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Point
◎心房細動も心不全も年齢とともに頻度が増し,心不全患者の30〜40%程度は心房細動を合併している.
◎心不全を含めた併存疾患を抱えていると,ワルファリンによる抗凝固療法のコントロールが難しくなる.
◎心不全合併心房細動の患者でも,DOACはワルファリンと同等以上の効果が期待できる.
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