特集 内科医のためのクリニカル・パール2
救急
〔心にのこる症例〕
知らないと超難問,一度聞いておけば絶対に忘れない症例―キーワードは意識障害+高体温+頻脈+発汗
岩田 充永
1
1藤田保健衛生大学救急総合内科
pp.1534-1538
発行日 2013年9月10日
Published Date 2013/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106970
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救急外来では,まったく診断がつかなくて困ってしまうような事態に頻繁に遭遇するが,こんな時に,その場の誰かが「これって,○○じゃ…」と呟いた瞬間に霧が晴れるように診断が確定してしまうような場合も少なくない.
本稿では,「意識障害+高体温+頻脈+発汗」というキーワードで心にのこった症例を紹介する(どの疾患も受診者20,000~40,000人/年,救急車6,000~7,000台/年という規模の救急外来で数年に一度は経験するものである).
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