特集 胃食道逆流症(GERD)―“胸やけ”を診療する
GERDの治療
GERDの外科治療
小澤 壯治
1
1東海大学医学部消化器外科
pp.862-865
発行日 2013年5月10日
Published Date 2013/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106803
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
ポイント
◎GERDに対する代表的な逆流防止手術はNissen噴門形成術とToupet噴門形成術の2種類である.
◎手術適応は,内科的治療抵抗性,狭窄,高度の食道炎,出血,嚥下障害,喘息などの非定型的症状,高度の逆流を認める症例である.
◎手術は逆流防止効果は高い.軽度の通過障害,げっぷや嘔吐困難,腸内ガス貯留などが出現するが,やがて安定化する.
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.