特集 エマージェンシーの予兆を察知する―リスクを評価し危機に備える
リスクとコミュニケーション
危険なコミュニケーション―そのコミュニケーション,態度がトラブルをまねく
岩田 充永
1
1藤田保健衛生大学総合救急内科
pp.704-707
発行日 2013年4月10日
Published Date 2013/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402106758
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
◎患者(家族)の要求に負の先入観を抱いたときは要注意!!
◎患者(家族)の希望に対して共感を言葉で表現し,自分の平静を保つためにも「患者(家族)の希望のために自分のできる最善を尽くした」という自信がもてるようになること.
◎気軽に話しかけただけの非公式な相談は,コンサルテーション(コンサルト)にならないことに注意.
◎救急外来から専門医へのコンサルトは,救急患者のケアに参加してもらうプロセスであり,コンサルトした時点で自分の仕事が終了するわけではない.
◎コンサルトでは目的をはっきりと伝えること.
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.