今月の主題 緊急画像トラブルシューティング―内科医のためのPearlとPitfall
内科医が遭遇する軽症外傷
追突されて頸が痛い―頸椎X線の適応と読影,頸椎CT,MRIの適応
今 明秀
1
1八戸市立市民病院救命救急センター
pp.644-646
発行日 2011年4月10日
Published Date 2011/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105126
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ポイント
★頸椎X線が不要な場合:頸椎圧痛なし,意識状態良好,アルコール摂取なし,神経学的正常,他部位劇痛なし,受傷機転が軽い.
★頸椎X線読影は,まずCは7個,Alignment,Bone,Cartilage,Distance of soft tissue,3×7=21の順で.
★頸椎CT検査の適応は,開口位不能,下位頸椎不明,骨折あり,骨折不明確,臨床上骨折を疑う時.
★脊髄損傷が臨床的に疑われる場合はMRIを撮影する.
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