今月の主題 末梢血検査異常 何を考え,どう対応するか
血液疾患へのアプローチ
【出血凝固系の異常】
出血傾向患者へのアプローチ
小山 高敏
1
1東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科
pp.2218-2224
発行日 2008年12月10日
Published Date 2008/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103647
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
●出血傾向は,血管壁,血小板,凝固・線溶因子の異常によって起こる.
●スクリーニング検査に,血小板数,PT(プロトロンビン時間),APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間),フィブリノゲン量,出血時間がある.
●確定した原因に応じて治療を行えば,生命予後はよいが,血小板減少やDIC(播種性血管内凝固症候群)では基礎疾患の影響を受ける.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.