今月の主題 内科の基本 肺炎をきわめる
肺炎の合併症
急性呼吸不全―Q. どのような患者で挿管・NPPVが適応となるのか?
馳 亮太
1
1亀田総合病院総合診療・感染症科
pp.1862-1865
発行日 2008年10月10日
Published Date 2008/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103562
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ポイント
●気道確保が危ぶまれる場合には挿管を行う.
●治療抵抗性の低酸素血症,アシドーシスが存在する場合には人工呼吸の開始を検討する.
●呼吸窮迫症状が存在する場合にも,人工呼吸の開始を検討する.
●人工呼吸適応-挿管適応=NPPV適応.
●肺炎患者の急性呼吸不全の初期治療として,NPPVの使用が推奨されている.
●NPPVを使用する場合は,開始後の反応性の評価をしっかりと行うことが重要である.
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