増刊号 消化器・一般外科医のための—救急・集中治療のすべて
Ⅰ章 周術期の集中治療
呼吸管理
気管挿管・人工呼吸の適応
大塚 将秀
1
Masahide OHTSUKA
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター集中治療部
pp.16-19
発行日 2016年10月22日
Published Date 2016/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211341
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POINT
■呼吸不全は気道の開通障害・換気不全・肺の酸素化障害に分類され,それぞれ気管挿管・人工呼吸・酸素療法が適応となる.
■気管挿管は,気道確保・高濃度酸素の酸素療法・高い圧による人工呼吸が必要なときのほか,意識障害・高度の循環不全時に行う.
■人工呼吸は,高度の酸素化障害・換気不全・呼吸筋疲労予防・呼吸不全進行の予防に対して行う.
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