今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療
病態の理解のために
最新データからみた喘息の疫学
庄司 俊輔
1
1国立病院機構福岡病院
pp.1824-1827
発行日 2007年10月10日
Published Date 2007/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102960
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ポイント
●喘息の有症率の国際比較において,日本は小児においても成人においてもまだ高率である.
●わが国の喘息患者は10年間に学童では1.5~2倍になり,成人でも1%以上増加している.
●喘息患者は自分の症状を実際より軽症に考えており,吸入ステロイドの使用はいまだに少ない.
●わが国の喘息死亡数は減少傾向だが,高齢者の死亡の割合が大きくなってきている.
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